ご自宅の敷地や庭に猫が侵入して糞やおしっこ、そして臭いに悩まされている人も多いかと思います。
今回はコーヒーかすを活用して猫の敷地や庭への侵入を防ぐ方法について考えてみたいと思います。
猫はコーヒーの臭いを嫌う
近所の野良猫があなたの敷地を通り道だけでなくトイレ代わりに使っていたり、お庭が居心地がよくて、長居したついでに糞をしたりで糞の害に憤慨している方も多いでしょう。
そこで、猫の嫌う臭いを出すコーヒーの残りかすを敷地や庭にまいておくことで、猫が近づきたくなくなったり、居心地を悪くすることで猫を撃退とまでは行かなくても、あまり近寄りたくないエリアにしてしまおうというわけです。
人間様からするとコーヒーの香りは心地よい香りですが、猫にとってコーヒーの臭いは不快な臭いになります。
なんで猫がコーヒーのにおいが嫌いなのかよく分かっていませんが、コーヒーに含まれるカフェインは猫にとって有害物質で中毒を起こしかねない物質です。
その他にも猫は柑橘系やハーブの臭いなども苦手なようです。
猫にとって不快な臭いを出すコーヒーをドリップした後のかすを敷地や庭にまいておくことで、猫がお宅の敷地にあまり立ち入りたくないと感じさせれば作戦は成功です。
普段コーヒーを飲む方であれば、コーヒーかすは毎日のように出て来ますし、何もしなければゴミとして処理するしかないですが、猫よけに活用できれば、費用もかからず、ゴミの量を少なくすることにもなります。
それに、お庭などからコーヒーの香りがかすかに臭ってきても気にはならないし、ご近所からクレームが来ることもないはずです(^_^;)
猫よけのためのコーヒーかすの処理方法
コーヒーを抽出した後のかすを、水分が完全に抜けるまで乾燥させます。
乾燥させる方法としては
・平らな容器に広げて天日干し
一番オーソドックスなやり方で、手間もかかりません。容器も、わざわざ準備する必要はなく、肉などが入っていた発泡スチロールのトレイなどを活用してもよいでしょう。
・フライパンで炒める。
・電子レンジでチンする。
手早く処理することが可能なので、天日干しにする手間と暇が面倒だという方には最適です。
コーヒーかすのまき方
コーヒーかすをまくといっても、そこらじゅうにまき散らすわけにもいかないです。
コーヒーかすがまけるのはどうしても花壇や、地面が出ているところで、あまり人が出歩かない場所になると思います。
あるいは容器に入れたままにするとか、できれば雨露のかからないところに置いておけば比較的長持ちさせることが出来ます。
いずれにしろ、時間とともに、コーヒーかすから出る臭いは減少していきますし、雨などに流されるので、コーヒーかすがたまったら、追加でまいておく必要がありますし、
コーヒーかすだけでなく、猫が嫌がる臭いの出る柑橘類の皮を使ったり、ハーブなどを植えるなど他の方法と併用することで効果が高まります。
なお、コーヒーかすは、自然分解して、長期的には肥料となりますが、まいた直後は土壌が酸性化したり、植物によってはコーヒーの成分が成長を阻害する可能性もあるので、
あまり神経質になる必要は無いですが、植物が植えてある同じ場所に、毎度毎度まき続けるのは避けた方が良いでしょう。
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