富山2泊3日、高齢者連れで立山黒部アルペンルート行きの大谷ツアーを計画し
実際に立山黒部アルペンルートに行った時の話の前半を前回、お話ししました。
(70代高齢者:義両親2名と私たち夫婦)
前半の記事
富山2泊3日高齢者連れで立山黒部アルペンルートに行ってきました
前回は、立山黒部アルペンルート、黒部ダムの観光が終わって、宇奈月温泉に向かうところで、長くなるのでいったん終了して
今回はその続きになります。
内容は、宇奈月温泉宿泊~第3日、黒部、魚津方面の観光~富山市内、富山空港までのお話をしたいと思います。
宇奈月温泉では「やまのはホテル」に宿泊
立山駅から宇奈月温泉まで
立山黒部アルペンルートの旅が順調に終わり、立山駅から、本日の宿泊ホテル「やまのはホテル」にレンタカーで向かいました。
富山は有名な米の単作地帯、広い水田が広がっているのを眺めながら走っていると
所々、黄色くなった麦畑が出現し、一風変わった雰囲気を醸し出していました。
車の窓からは
はるか遠くに立山連峰を見る事が出来ます。
ついさっきまで、あの立山連峰の下をくぐり抜けて、黒部ダムまで往復してきたのが夢のように感じられます。
富山平野から望む立山連峰
車を走らせていると「道の駅うなづき」を発見
まだ時間もあることなので、ここでも土産物を物色することに
道の駅「うなづき」 うなづき食菜館HPから引用
さすがに、ここまで来ると、土産物も黒部や魚津の物産が中心になっているようで
富山の人はお酒は「立山」しか飲まないと聞いていたのですが、ここでは黒部の地酒ばかりが販売されていました。
それと「宇奈月ビール」なるものが売られていて、黒部の伏流水から作られると聞いて、思わず手にかけそうになりましたが
お値段もそれなりだったものですから、つい購入しそびれてしまいました。
(家内や義母さんのきっぷの良いお土産の購入態度に比べると情けないばかりです(^^;))
あとから、飲んでおけば良かったと後悔しましたが
Amazonでチェックしてみると
なあんだ、売ってるじゃないか
今度飲んでみよって思った次第です。
宇奈月温泉「やまのはホテル」に到着
宇奈月の温泉街に入り、宇奈月駅の手前を曲がると直ぐに「やまのはホテル」が見えてきました。
本館の方は耐震工事中のためかシートに覆われていました。
私らが泊まる別館の方は、改装直後(2019年3月1日リニューアルオープン)で、工事は終わっているようでした。
写真は別館の方です。
駐車場には案内の人が待っていて、フロントでチェックイン
お部屋に入ると、あたり前ですがCGそのまんまのお部屋
(旅行サイトではCGしか掲載されていなかった)
できたてのほやほや、新品のお部屋に、やっぱり新しいのは良いねえなどと感動
ベッドルーム
和室(4人で宿泊したので若手?はこの部屋に布団を敷いて寝ました)
和室の窓からは黒部渓谷が一望に
窓から、外を見ると素晴らしい景色が見えるのですが、どうも窓が鳥の糞で汚れている
ちょっと興ざめだと思ってみていると
なんと屋上の屋根のひさしのところにツバメの巣がびっしり
ひっきりなしに親ツバメが子ツバメに餌を運んできていました。
因みに宿泊したのは最上階です。
別館の屋根のひさし
写真が悪くて見えづらいですがツバメの巣がびっしり
食事はバイキング方式ですが富山の山海の珍味が、これでもかというほど沢山並べられていて大満足
写真は朝食時のもの(朝食も夕食に負けず色々な富山のご馳走が並んでいました)
温泉からは黒部峡谷が一望に、のんびり本日1日の疲れを癒やすことが出来ました。
なお、お風呂は夕方と朝で男女の浴室が入れ替わります。
やまのはホテルHPから引用
3日目:宇奈月温泉~黒部魚津
宇奈月のトロッコ列車は疲れと天候状況から中止
宇奈月のトロッコ列車に乗るかどうするか計画の段階からずいぶんもめていましたが
当日の天気予報が曇りのち雨、となっていたのであっさり中止に
前日の立山黒部アルペンルートの疲れも残っていたようですし
どうせ乗るなら次回(次回はあるのでしょうか(^^;))
今は残雪が残っているだけですし、次回は秋の紅葉の時にしようということで諦める事にしました。
終点の欅平までは片道1時間半
トロッコ列車時刻表
トロッコ列車コース全般
宇奈月駅周辺の散策をして終了
宇奈月駅前
トロッコ列車は見るだけ
海の駅蜃気楼へ
宇奈月を出た後、黒部の魚の駅「生地」は、いまさらお魚のお土産は邪魔になるし、昨日来、お疲れもあるのでパスして海の駅蜃気楼に直行
なお、しこたま買い込んだお土産は昨日、宿泊した宇奈月温泉やまのはホテルから宅急便で自宅に送付済み。
海の駅蜃気楼
別に期待していたわけではないけれど蜃気楼の発生確率も10%とのこと
この、どよんとした天気じゃ蜃気楼もみえんわな、などと思いながら海を見ると
なんと、蜃気楼が!!
見えたかと思いきや
富山港がぼんやり見えていただけでした(^^;)
横目で埋没林博物館を見ながら、あとは富山市内に向かってまっしぐら
今日はもうあちこち寄らんでも良いわ、という雰囲気が4人連れの中に漂っているツアー3日目でした。
海の駅蜃気楼から見える埋没林博物館
北陸自動車道ではなく富山県の東西を走る基幹道路の8号線を富山方面に向かって走行
最後の観光:富山市内
広貫堂史料館
富山市内に入ると、最後の観光場所の広貫堂史料館へ向かいます。
広貫堂史料館入り口
広貫堂史料館の駐車場は広いですが、会社の駐車場を兼ねているので結構混雑しています。
入り口を入ると、まずは受付をしてくださいといわれ、受付で簡単なアンケートに答えると
1人1本ずつドリンク剤のサービス(もちろん入場無料)
お疲れの所、これは有難い
その後は、ビデオ上映
どうも、広貫堂の宣伝ビデオ臭いけど、ドリンク剤をもらった手前有難く、視聴
ていうか結構面白いビデオだった。
館内には富山の薬売りの歴史などの資料が展示されていましたが
同行の皆さんそんなものより、お土産や薬の方に興味があるようで
義父さんが、どうも肩こりがするということを案内の女性に話をすると
「六神丸」を試飲させて頂きました。
六神丸は心臓の薬ですが、血行を良くする働きが有り、ビタミン剤的に使う場合もあるとのこと
翌日ですが、義父さん曰く、なかなか取れなかった肩のつっぱりがすっかり良くなったとのこと
私も、自宅に帰る頃には少し元気が出てきたような気が・・
(試飲させてもらった義理上、一応、宣伝しておきます(^^)/)
広貫堂史料館の入り口を入ったところ
展示室
ますのすしミュージアムで食事
広貫堂を出た後は富山県の中央部を南北に走る基幹道路の41号線に出て一路南下し空港方面へ移動
色々なお店が有りますが、せっかくならお寿司でもと考えなから走っていると、適当なお店が見つからず富山空港を過ぎてしまいました。
ぢゃあ、ということでそのまま41号線を南下し
ますのすしミュージアムへ
ますのすしミュージアムのレストラン
ますのすしミュージアムHPから引用
ここでも皆さん工場見学には興味がないようなので
お土産だけ物色して見学終了
売店
ますのすしミュージアムHPから引用
ますのすしミュージアムで食事をしてもまだ帰りの便までは時間があったのですが
もうこれからあちこち見て回る元気は残っていないようなので富山きときと空港へ
まとめ
今回の旅行のメインは立山黒部アルペンルート、特に雪の大谷を堪能することでした。
この点については天候に恵まれ、充分に堪能することが出来ました。
また、高齢者を連れての旅行でしたので、無理をせず、マイペースで旅を楽しむということにも成功したようです。
心残りは黒部峡谷トロッコ列車に乗りそびれたこと
今度は、紅葉の時期を狙って、トロッコ列車の観光にトライしたいと思っています。
今回の旅の計画と初日~2日目については下記の記事で紹介しています。
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