寝る前に安眠するためにアロマを使う人も結構います。
アロマを使うとどうして寝付きが良くなるのでしょう。
また、アロマにはストレスを軽減する働きがあり、この働きによって寝付きを良くするだけじゃ無くて、睡眠の質も良くなります。
でも、寝付きや睡眠の質を良くするアロマ、そもそもどのようにして使えばいいのでしょう
アロマの使い方や、さらに効率よく眠りに誘って、良質な睡眠に入る方法について解説します。
アロマで寝付きが良くなる理由
まず最初に断っておきますが、アロマオイルには200~300種類あると言われていて、中には元気になるような性質を持ったアロマもありますから、全てのアロマで寝付きが良くなる訳ではありません
詳しいことは後程述べることにして、まずはアロマの香りでなぜ寝付きが良くなるかについて説明します。
寝付きが悪いという場合、色々な原因があります。
・ストレス
・不規則な生活やその他睡眠を妨げる生活習慣
・直前までスマホなどブルーライトが出る画面を見ていた
・運動不足
・寝室の環境
・コーヒーなどカフェインの摂取
などなど、様々な要因があり、それが重なっている場合もありますが
結果的に
身体や心を活性化させる交感神経が活発に働いていて
逆に体や心を沈静化させる副交感神経が働いていない
という状態になることでなかなか眠りにつけない状態になっている場合が多いです。
そこでアロマ
アロマの香りの中には、心地よい香りで神経を落ち着かせ、副交感神経の働きを強めることで、心身をリラックスさせ、心地よい眠りに誘ってくれるものがたくさんあります。
また、毎日、寝る前にアロマを使って、心地よく寝る習慣が身につけば、アロマの香りを嗅ぐだけで、ある意味条件反射的に、眠くなるということも期待出来ます。
アロマの香りがストレスを緩和し、眠りの質も上げる
アロマの香りを嗅ぐことでストレス解消にもなる
ストレスは上司とうまくいかないとか、ノルマが達成出来ない、入学試験に合格出来るかどうか分からない、ご主人との仲がおかしくなっているなど
様々なものがありますが、現代社会において命を取られるというほどのものはまず無いはずです。
ところが、ストレスがかかると、動物としての本能から、極端にいうと自分の生存を犯すようなものに対する防衛反応が無意識の中で働きます。
そして、自分の生命を守るために、全身に神経を張り巡らせて、緊張状態が続きます。
前のところでも説明したとおり、アロマには心を落ち着かせ交感神経を静めて副交感神経を活性化する働きがありますから
ストレスによる緊張状態をほぐして、リラックスする結果、神経的なストレスが緩和されます。
アロマの香りによってストレスその物は無くならないにせよ、無駄な身体や脳の反応を抑える効果が期待出来るからです。
ストレス状態が緩和されれば睡眠の質も上がる
ストレスがかかっている状態というのは心身共に緊張状態にあります。
すると、どうしても眠っている間も緊張状況が続き
ある種、危険から身を守ろうと身構えている状態ですから、何か起きればいつでも起きられるように、脳の眠りも浅く、身体も完全には力が抜けていない状態です。
昔の剣豪が、夜中でも怪しい殺気を感じるとすぐに目を覚ました・・
まさしくそういう状態に心身ともおかれているようなものです。
ですから、アロマで心身のストレス状態を緩和することで、無意識の緊張を解き、より深い眠りを得ることが出来ます。
アロマが疲労回復に効果がある理由と、疲れに効く、おすすめのアロマは
寝付きや睡眠の質を良くするためのアロマの使い方
アロマの選び方
アロマの種類によって、それぞれ期待する効果が違ってきます。
あなたの症状?にあわせて、いくつかのアロマを選択して、試して見るのが良いと思います。
効果は有るが香りが気に入らないとか、この香りだと結構ぐっすり眠れそうだとかいうのがあると思います。
なんとなく寝付きが悪い人
・ラベンダー
・ローズオットー
・ローマン・カモミール
・ネロリ
・スイートマージョラム
・ゼラニウム
・ベルガモット
・イランイラン
眠りが浅い、夜中に目が覚める
・ラベンダー
・ローズオットー
・ネロリ
ストレスで気持ちが落ち込んでいる、不安感があったりうつ状態
・ネロリ
・ローズオットー
・スィートマージョラム
・ティートリー
・ベルガモット
・サンダルウッド
・ラベンダー
・カモミール・ローマン
・オレンジ・スイート
・ゼラニウム
アロマオイルの使い方
アロマポット
アロマポット
アロマ専用のポットを使います。
上の皿の部分に水を張りアロマオイルを数滴たらし、下からろうそくなどで温めて、蒸気と一緒にアロマオイルが部屋の中に広がります。
ろうそくの炎を見ていると心も落ち着くのですが、火を使うと火災の恐れもありますから、空だきや、周囲に燃えやすいものを置かないなどの注意が必要です。
気持ちが落ち着いてきたら、寝てしまう前に早めにろうそくの火を消します。
アロマライト
熱源にライトを使うもので、火災の心配が少ないのと、光と影のムードを楽しむことも出来ます。
アロマポットと同じように水を張ったところにアロマオイルを数滴たらします。
タイマー式などのものであればそのまま眠りについても大丈夫です。
アロマライト
アロマディフューザー
アロマディフューザーと名がついていても色々なタイプがあります。
・アロマポットの電気式のもの
・アロマライトとほぼ同じようなもの
・水を使わず、超音波やファンなどで直接アロマオイルを拡散するタイプ
・空気清浄機や加湿器を兼ねているもの
などがあります。
雰囲気のあるものや、便利なものがありますから、いくつかあたってみると良いと思います。
カップに入れたお湯の上にアロマをたらす
カップに熱いお湯をそそぎ、その上にアロマオイルを1,2滴たらして、その香りを楽しみます。
湯気が出なくなったら、お湯を追加します。
寝床に入る直前などに、入眠の儀式のような感じにすると心が落ち着き寝付きが良くなります。
ガーゼやハンカチにアロマオイルをたらす
お皿の上にガーゼやハンカチを置いてアロマオイルを数滴たらします。
そのお皿を枕元などにおいておけば、アロマオイルの香りを楽しみながら、眠りにつくことが出来ます。
香りが物足りない場合は、ガーゼなどを枕元に洗濯ばさみでたらしたりハンガーなどに掛けておいても良いです。
もっとも手軽な方法です。
アロマオイルの入手方法
・デパートなど
・アロマ専門店
・コスメショップ、インテリアショップ、雑貨店など
・100円ショップ
・通販
できれば品揃えが豊富で店員のアロマの知識の豊富な専門店で購入するのが良いのでしょうが、近くに専門店が無い場合もあり、値段もそれなりにしますから
デパートやコスメショップなどで購入することが多いかもしれません
雑貨店や、100円ショップで販売されている安価なものは、品質に問題がある場合もありますから注意しましょう。
近くに適当なショップが無い場合や、あっても好みの商品が無い場合はネット通販で購入するという方法もあります。
購入する際に
Amazonの場合はサイト内で「アロマオイル」で検索しても、なかなか商品が表示されませんので
「アロマオイル+ラベンダー」のように種類を指定して検索すると、ラベンダーのアロマオイルが多数表示されます。
楽天の場合は楽天のサイト内で「アロマオイル」で検索すると、アロマオイルのセットが表示されることが多いですから、やはり
「アロマオイル+ゼラニウム」など、種類を指定して検索するとよいです。
まとめ
寝付きが悪い、しっかり寝ているはずなのになぜか寝不足だ
そういう人は多いと思います。
原因にも色々ありますが、
特に理由は無いけれど、なんとなく寝付きが悪い
ストレスや悩み事などがあってなかなか眠れない
そういう人はアロマを使うことで結構、寝付きが良くなったり、ぐっすり眠れるようになったりする場合があるので1度試して見てはいかがでしょう。
コメント