イヌリンは水溶性食物繊維なので、便秘に効果があるほか、血糖値の上昇を抑え、ダイエットにも効果があると言われていますが
イヌリンをいつ飲むのがもっとも効果的なのでしょう
朝食?昼食?夕食?
食前?食後?
そしてどのように摂取するのが効果的なのでしょう
イヌリンをもっとも効果的に飲む方法
最初に結論から言うと
・朝昼夕の3食に分けて飲む
・出来れば食事に混ぜて食べる。
・イヌリンだけを単独で飲み物などに混ぜて飲むなら食前に飲む
ということになります。
なんでそうなるのか
それぞれについて解説していきます。
イヌリンが便通や血糖値、ダイエットに効果のあるメカニズム
イヌリンは水溶性の食物繊維で、それ自体にはほとんどカロリーはありません
しかも、体内に入ると周りの水分を吸収して、大きく膨らみ、ゲル状になります。
となると、どうなるか
一緒に食べた食べ物を、ドロドロのゲル状に大きく膨らんだイヌリンが膜のように包み込み
胃の中に入った食べ物が消化されにくくなり、血糖値の急上昇が押さえられます。
その後、食べ物は少しずつ消化されていきますが、イヌリンは胃や腸では消化されず、大腸に送られ
そこで腸内細菌のエサとなり最終的には便の材料となるので、便の量が増えて、スムーズに肛門の方に押し出されていくことになります。
血糖値が急上昇することがないので、余った血糖を脂肪にして蓄える必要も無くなりますし、徐々に血糖値が上がることで、いわゆる腹持ちがよくなり、食べ過ぎや間食を防ぐ効果もあります。
イヌリンは小分けにして食前、あるいは食べ物に混ぜて食べる理由
イヌリンが便通や血糖値、ダイエットに効果のあるメカニズムを説明したので勘のいい人は、もう答えはお解りかもしれませんが
イヌリンを食前や、食べ物にまぜて食べる方が良いのは
食後にイヌリンを飲んでも、その時にはすでに食べ物の消化が始まっていて、血糖値などは上昇を始めていますから、血糖値を抑える効果は低くなります。
腹持ちは良くなりますが、血糖値を抑えることで得られるダイエットの効果も少なくなってしまいます。
3食ともイヌリンを飲んだ方が良いのは、朝食の時だけなどにイヌリンを飲んでも
昼食や夕食の時には血糖値を抑える効果はありませんから、やはり、それぞれの食事ごとに飲んだ方が良いのは分かると思います。
それと、私が、最初にイヌリンを飲んだときの経験で
便通の効果を期待して、夕食後に飲んでいたのですが・・
今から考えれば効果のないやり方でした・・
それに、私の場合は毎日、快便でしたので、特に便通を良くする必要もなかったのですが・・・
結果として、かえって便通が不規則になってしまいました。
今から考えると、夕食後にまとめてイヌリンを飲むものだから、夕食の時の分の便の量だけが異常に増えて、肛門のプレッシャーが上昇するタイミングが朝ではなくなったり
便が平均的に肛門に集まらなくなったことが原因だったのではないかと思います。
まとめ
イヌリンはいつ飲む
「今でしょう」ぢゃなくて
毎食、食前又は食事に混ぜて飲むのが最適です。
現代の食事はどうしても食物繊維が不足しがちです。
イヌリンなら手軽に大量の食物繊維を摂取できますから
血糖値に関わる身体のトラブルを防ぐばかりでなく、便通を改善し、大腸の調子を良くして、いたわることにも効果が期待できます。
イヌリンとデキストリンの違いは何、便秘や血糖値に対する効果は
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