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亜麻仁油が血圧や動脈硬化に効果のある理由と、料理や食べ方、保存方法は

健康食品
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亜麻仁油が血圧や動脈硬化に効果があると聞いたことがあるかもしれません

どうして亜麻仁油が血圧や動脈硬化に効果があるのでしょう

 

どうして効果があるのか、そして効果があるとすれば

どのように料理に使うのか、あるいはどのように食べれば良いのでしょう

 

調理方法や、保存方法はどうすれば良いのでしょう

また亜麻仁油は動脈硬化や血圧以外にも様々な効果があるといわれていますが本当なのでしょうか。

 

 

亜麻仁油はαリノレン酸がたっぷり含まれるから動脈硬化に効果がある

血圧測定している人と亜麻仁油

 

亜麻仁油(あまにゆ)とは

亜麻仁油は比較的寒い地域で栽培されている亜麻という植物の種で、日本では主に北海道で栽培されています。

亜麻仁油の特徴は、脂肪酸総量100g当たり、約60gのα-リノレン酸が含まれていることです。

 

αリノレン酸は人間の体内では生成できない必須脂肪酸の一つで、身体の中でDHAやEPAに変換されます。

(必須脂肪酸:αリノレン酸、リノール酸、アラキドン酸の3つ)

 

DHAやEPAが動脈硬化を防ぐ

青魚とサプリメント

 

亜麻仁油に豊富に含まれるαリノレン酸は体内でDHAやEPAに変換されます。

このDHAやEPAはオメガ3脂肪酸と言われ、青魚などに多く含まれる油の成分です。

 

ここまで言うと

よくテレビのCMなどで宣伝している

EPAやDHAなどのサプリメントは血液をサラサラにして、動脈硬化を防ぐだとか、コレステロールを減らすなどというフレーズを覚えている方も多いと思います。

 

EPAやDHAは体内では生成できませんから青魚などから摂取する必要があります。

そして、特にEPAは血液を固まりにくくして、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ効果があります。

 

また、脂っこい食べ物や、お酒の飲み過ぎなどが原因となる高脂血症(血液中の中性脂肪やコレステロールが多い血液)もEPAなどを摂取することで改善されることが分かっています。

 

ですから、亜麻仁油を摂取して体内のEPAやDHAを増やすことで、直接的に血圧を下げる訳ではありませんが

動脈硬化を防ぎ、高コレステロールなどの高脂血症を改善することで、血圧を下げると言うよりは循環器系の働きを、改善することで、結果として血圧が高くなるのを防ぐ働きがあります。


亜麻仁油は動脈硬化や血圧以外に様々な効能やメリットが有ると言われていますが本当?

亜麻仁油は先程述べたようにコレステロールや中性脂肪を抑えて血液をサラサラにし、血圧も抑制してくれます。

そのほかにも色々な効能やメリットが有ると言われていますが本当でしょうか

 

ちょっと調べて見た結果、次のような効果効能、メリットがあるのではないかと言われています。

 

魔法の油

 

・アトピーなどのアレルギー緩和、免疫力の増加

・保湿効果及び代謝促進による美肌、美容効果

・エストロゲン調整作用、更年期障害の改善

・認知症、脳機能の改善

・多種類の食物繊維によるダイエット効果

・便秘解消

・血糖値の抑制

・発毛

 

などがまことしやかに効能としてあげられていて、魔法のオイルのような扱いですが(^^;)

何れも根拠が曖昧で、本当にそのような効能効果があるのかは不明でした。

 

もしかしたら、多少は効果があるのかもしれませんが、可能性がある範囲程度のようです。

もちろん、亜麻仁油に含まれるαリノレン酸の血液サラサラ効果で、動脈硬化などが改善される結果として

身体の様々な不具合が改善される効果は期待できますが、直接的な効果は眉唾物が多いと思います。

 

そういう効果もあったら嬉しいな、ぐらいにとどめておいた方が良いかもしれません。

 

亜麻仁油はどうやって食べれば良いの、使い方、料理方法や保存は

亜麻仁油

亜麻仁油の食べ方、加熱はNG

亜麻仁油は熱に弱く、加熱する料理に使ってしまうと効果がなくなってしまいます。

と言うよりは、完全に加熱してしまうと魚を焼いたときのような匂いがします。

 

食べるときはなるべく温度の高くない出来上がった料理に後からかけた方が、成分的にも、匂い的にも問題無く食べられると思います。

例えば野菜炒めなら、オリーブオイルやごま油などで調理して、出来上がった野菜炒め煮かけて食べるとか

できれば、サラダなのにかけて食べれば、高熱による栄養分の損失はほとんど無くなります。

(100度以下程度で短時間なら、それほど栄養価の低下はないそうです)

 

亜麻仁油の摂取量

α-リノレン酸の1日あたり推奨摂取量は2gです。

アマニ油中にα-リノレン酸 60%含有とすれば、多めに見てアマニ油は1日5g(小さじ1杯)程度食べることが好ましいことになります。

 

お子さんの場合は3~4g

亜麻仁油も油ですから、食べ過ぎには注意しましょう。

 

亜麻仁油を使った料理の例

亜麻仁油を使った料理

 

ドレッシングと混ぜて使う

亜麻仁油は熱を加えない方が、栄養素が逃げませんから、サラダなどにかけるドレッシングに混ぜて使うと効率的です。

 

調理済みの料理にかけて食べる

加熱が終わった調理済みの料理であれば、栄養素の損失はほとんどありませんから、ほとんどの料理にかけて使う事が出来ます。

野菜炒めや、煮物、カレーやスープ、味噌汁
(食べる直前にかける)

 

その他

・納豆にタレと一緒にかけて食べる

・卵掛けご飯にかける

・ヨーグルトやスムージーに混ぜる

・グラノーラなどにかけて食べる

などなど

 

基本的に他の料理に混ぜる、あるいはかけて食べるというのが基本になると思います。

もちろんスプーンにすくって、そのままゴックンでも良いと思います(^_^)v

 

亜麻仁油の保存方法は?

亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は、酸化しやすいことがマイナスポイントです。そのため、できるだけ新鮮な油を使用することがポイントです。

販売しているお店などでは常温で保管されていますが、開封したら、冷蔵庫で保管して1~2カ月以内に使い切るようにしましょう。

 

まとめ

亜麻仁油にはαリノレン酸が豊富に含まれていて、αリノレン酸は体内に入るとEPAやDHAなどに分解されます。

これらの成分は、血液をサラサラにして、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果があり、動脈硬化を防いでくれます。

 

その結果、高血圧予防や、成人病予防にも大いに効果が期待できます。

そのほかにも様々な効能がうたわれていますが、イマイチ根拠に乏しいようで、

循環器系のトラブルを防止することで、間接的に好影響がある可能性はありますが、取り敢えずはそういう効果もあったらいいなぐらいに考えておいた方が良いでしょう。

 

亜麻仁油は熱に弱いため、冷たい料理や、加熱調理が終わったものにかけて食べるのが適当です。

また亜麻仁油は酸化しやすいので、開封後は冷蔵庫に保管して、早めに使い切るようにしましょう。

 

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