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インフルエンザにかかったときの食事、食べ方や料理の仕方、予防効果があるのは

病気
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インフルエンザにかかると、食欲はなくなりますが、こういう時こそ栄養を付けて、早く回復したいと思うもの

インフルエンザにかかったときはどういうものをどのようにして食べると、病気の回復に効果があるのでしょう

あるいは、インフルエンザにかかりにくくなる食べ物などはあるのでしょうか

 

インフルエンザにかかったときの食事はどうすれば良いのでしょう

インフルエンザにかかると食欲はなくなるけど、栄養をしっかりと摂らないと回復が遅れるような気もするし

インフルエンザからの回復に効果がある食べ物はあるのでしょうか

 

結論から言うと、インフルエンザにかかってしまったら

「なるべく消化の良い水分が多めの食事を少量摂る」

ということにつきます。

 

インフルエンザにかかった女性

 

動物にしろ人間にしろ、病気になると食欲がなくなります。

なぜかというと、身体に入った食べ物を消化するためには意外と体力を必要とするので、病気と闘うための体力を無駄に消耗してしまうことや、

胃腸に食べ物が入ると、食べ物を消化するために血液が胃腸に集まってしまって、

病気の原因となっているウイルスと戦うための白血球や栄養分、酸素などを運んでいる全身に送り出す血流が不足してしまうので、これを防ごうとするからです。

 

つまり、身体の自然な反応として

取り敢えずは体内に蓄えたエネルギーで当面はしのいでおいて、身体の血液や体力を全力でウイルスと戦わせようとするのです。

ですから、食欲もないのに、無理矢理栄養を取ろうとして、食事を摂るのは、逆効果になります。

 

こってりした食事

 

現代人、特に大人の場合は、それでなくても栄養過多(^^;)

食欲がないなら無理に食べる必要は無く、インフルエンザウイルスと必死に戦っている身体に負担をかけないよう

食事は消化の良いものを少量にすることで

なるべく早く消化作用を終わらせて、胃腸に集まった血液を早くインフルエンザとの戦いに復帰させることになります。

 

つまり、インフルエンザでキツくて食欲がないという場合には、無理をして食事をする必要はありません

 

ですからインフルエンザにかかったときの食事のポイントとしては

 

少 量

量が少なければ消化も早くなります。

 

水分が多め

食べやすく消化を良くするだけではなく

インフルエンザになるとどうしても脱水状態になりがちですし、水分を摂ることでウイルスの体外への排出にも役立ちます。

 

注:ウイルスの体外への排出

尿(おしっこ)の中にも大量にインフルエンザウイルスが含まれています。

なるべく水分を多めにとって、尿を出すことでインフルエンザウイルスの体外への排出に効果があり、多少なりとも病気の回復に効果が期待できます。

 

高熱でフラフラなので体力を消耗するトイレにあまり行きたくないという場合もあるかもしれませんが、尿をたくさん出すことで、少しでもウイルスを減らすことも考えてみましょう。

 

ション便小僧

 

インフルエンザで脱水状態になっている身体への水分の補給は重要で、しかも汗をかいたりしてミネラル分などは不足していますから

スープや味噌汁、スポーツ飲料などで水分&ナトリウムなどのミネラルを補給するようにしましょう。

 

もちろん、インフルエンザで身体はキツいけれど、お腹は関係なく空いているというような豪なお方は、それなりに食べたい物を食べても良いです

といっても、当然、説明したように食べ過ぎたり、消化の悪いものを食べると、インフルエンザからの回復に逆効果ですから

なるべく消化の良いものを、腹6分目くらいにしておいた方が良いでしょう。

 

ということで、風邪をひいたときには消化が良くて、ミネラル分も多い食事と言うことで「おかゆ」や「おじや」などが定番としてでてくるわけです。

 

おじや

インフルエンザにかかったときの食事、料理の仕方や食べ方

インフルエンザにかかったときの食事は、基本的には水分が多めの消化の良いものを少量がおすすめ

となるとおかゆやおじやが定番なんですが

 

食事そのものは何でも良いといっても、料理の仕方や食べ方も気になります。

 

まずは食材としては

消化が良くて、高タンパク、ビタミンB群やビタミンCを多く含んでいるもの

 

高タンパクとビタミンB群は身体の代謝を活発にして、弱っている身体を回復させるのに役立ちます。

 

ビタミンCは白血球の働きを助け、免疫力を高めます。

 

高タンパクでビタミンBが豊富な食べ物といえば、豚肉や豆腐食品

値段が安く入手も簡単、料理に活用できる場面も多いのでおすすめです。

 

ビタミンCを豊富に含む食材としては、

キャベツ、胃にも優しくビタミンCが豊富に含まれています。

カボチャ、サツマイモ、ジャガイモ、ブロッコリーなども良いでしょう。

 

よく、ビタミンCは熱に弱いと言われていますが、俗説です。

鍋で煮炊きしてもビタミンCが失われるということはありません。

 

ただし、消化を良くするために長時間煮炊きすると、煮汁の中にビタミンCが大量に溶け出してしまいますから

そういう意味でも、煮汁ごと食べることになる、おかゆやおじやなどはインフルエンザにかかった時に都合の良い料理と言えます。

 

ジャガイモ

 

上の例に出したのは、そういうことも含めて、おじやなど、ドロドロに煮た料理として使えるものを上げています。

 

単にビタミンCが多い食べ物というなら、ピーマンやニガウリなどの方がビタミンCは多いのですが

好き嫌いのある方もいるでしょうし、煮てもあまりとろとろにはなりにくい食材ですので例には挙げていません。

 

好物とかであれば、細かくきざんで混ぜ込んでも良いと思います。

 

暖かいものを食べる

高熱にうなされていると、冷たい物を食べたくなる場合もあると思いますが、

ほどほどに、少量にしておいた方が良いです。

 

そもそも熱が出るのはインフルエンザウイルスの活動を抑えるための身体の防衛反応です。

解熱剤を処方したり、ひたいを冷やすのは、あまりの高熱で内臓や脳がやられてしまうことを防ぐためです。

 

ところが、気持ちが良いからと調子に乗って冷たい食べ物を摂ってしまうと

 

・胃腸が冷えて、消化が悪くなる
(胃腸に血液が滞る時間が長くなる)

 

・身体は必死で体温を上げてウイルスを退治しようとしているのに、身体の内部の温度が下がってしまうと、体温を上げようと頑張って、無駄な体力を消耗してしまうことに

 

・体温が冷えてしまうとインフルエンザウイルスが、力を盛り返してしまう

 

という三重苦に陥ってしまうことになります。

 

温かい飲み物を飲む女性

同じ理由で、水分補給としてスポーツ飲料を飲む時も、氷などでぎんぎんに冷やして飲むのではなく

出来れば常温程度に抑えておいた方が良いですし

 

温かいお茶を飲むのも良いと思います。

回復期以後の食事は?

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インフルエンザの予防に効果がある食事

ということで、インフルエンザにかかってしまった時のための食べ物について説明してきましたが

できれば最初からインフルエンザにかかりたくないというのが本当のところだと思います。

 

インフルエンザ予防には色々な手段がありますが、食べ物の面からインフルエンザになりにくい食事について考えてみます。

純粋にインフルエンザウイルスの予防に効果がある食材として

 

ショウガ

ショウガは体温を高め、免疫力が強化され身体の中でウイルスが繁殖しにくくするばかりでなく、抗ウイルス性の粘液の分泌を促す効果があります。

 

発酵食品

納豆やヨーグルトなどの発酵食品には抗菌作用があるほか、免疫機能を高める働きがあります。

 

ビタミンC

ビタミンCには免疫力を高める効果があります。

ビタミンCを豊富に含む野菜や柑橘類などの果物、あるいはビタミン剤そのものもインフルエンザ予防に効果があります。

 

ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎ

これらの食品は体温を高めると共に、新陳代謝を活性化し、身体の活力を高めることでインフルエンザウイルスが入り込みにくい身体にしてくれます。

 

身体の活力を高める食べ物

 

ナガイモやオクラ

ねばねば食品には、ムチンといわれる成分が含まれていて、ムチンには粘膜を保護する作用があります。

 

番外編

深酒を避ける

アルコールが体内に入ると肝臓は何をさておいてもアルコールを分解しようとして、その他の身体に悪い成分の分解を後回しにしてしまいます。

このため、アルコールと摂りすぎると身体の免疫力が低下してしまい、インフルエンザウイルスに入り込まれやすくなりますから

インフルエンザが流行している時期や、今感染したら困るというような時期には、アルコールはたしなむ程度にしておいた方が良いです。

 

お酒

 

バランスのとれた食事を摂る

言わずもがな、特定の栄養素が不足すると、免疫力が低下したり、体力が衰えたりしますから、特にインフルエンザが流行している時期は食べ物のバランスに気を付け

最悪、ビタミン剤の摂取で補うということも考えておいた方が良いです。

 

不規則な生活を避けて、しっかり睡眠を取る

不規則な生活や睡眠不足は体力を消耗し、免疫力を低下させますから、ウイルスに感染したくなければ、この時期だけでも?規則正しい生活と、睡眠をしっかり取ることに気を付けましょう。

 

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まとめ

インフルエンザのかかり始めは、ウイルスの増殖を抑えるために身体は全力で戦っています。

この時に、食べ物を食べると、すごく体力を消耗しますし、胃腸に血流が集まってしまって、全身へ送り出す血流が減少し、インフルエンザウイルスとの戦いが不利になってしまいます。

 

ですから食事は無理をしてまで食べる必要は無く、
「消化の良い、水分の多めの食べ物を少なめに食べる」
ということがポイントになります。

また、冷たい食事や、水分をたくさん摂取することも体力を奪い、ウイルスを元気づけてしまうことにつながりますから気を付けましょう。

 

現代人の豊かな食生活なら、インフルエンザが発病した2、3日くらい、粗食にしても栄養不足になることはありません。

それよりは普段からバランスのとれた食事を摂って、免疫力を高めておくことに気を使いましょう。

インフルエンザで高熱、子供の食事、これだけは気を付けたい大切なポイント

 

 

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