なぜか、最近、朝起きたときに目やにがからんで、目がかすむ
そういう経験をしていませんか
歳と共に、視力が落ちて目がかすんでくる
老眼で近くに焦点が合わないという人も多いと思いますが
それに合わせるかのように、次第に朝起きたときに目やにが気になる。
取りあえず顔を洗って目やにを落とさないと、スッキリ視界が開けない(^^;)
何でそうなるのか
加齢現象とあきらめても良いのですが
取りあえず何でそうなるのか、その理由は何なのでしょう
加齢に伴い朝起きたときに目やにがたくさん出る理由
簡単に言うと、歳と共に、朝起きたときに目やにが多くなる理由は2つあります。
・身体の水分量が少なくなっていること(涙が少なくなっている)
・寝ている間は涙の出る量が少ない
これが、朝起きたときに目やにがからんで視界がぼやけている原因です。
人は加齢に伴って、体内の水分量が減少します。
身体の中にある水分の割合が少なくなっている上に、身体の代謝も低下していますから、目から分泌される涙の量も少なくなっています。
また、睡眠中はそもそも身体の代謝が最低限に落ちていますから、更に涙の量は大幅に減少しています。
この目から出る涙は、目に入ったゴミや細菌を洗い流したり、身体の対処によって作り出された老廃物を目の外に流し出すためのものです。
ですから年齢と共に、涙の分泌が少なくなっている上に、寝ている間は更に涙が少なくなって、目の周りに留まっています。
これが夜の間に水分が蒸発して、残ったゴミや老廃物がドロドロとしたかたまりになってまぶたや目の縁などにこびりついて、目やにとなって残る訳です。
ついでに付け加えれば、加齢に伴って夜間に置けるトイレの関係もあります。
夜中にトイレに行きたくないから、ついつい寝る前の水分補給は控えてしまうという人もいると思います。
となれば朝起きたときには、目の周りは涙が少なくなってカサカサになっているのも、当然と言えます。
目やにが急に増えたときには要注意、目の病気かも
歳と共に、新陳代謝が低下したり、体内の水分が減少するのもある意味やむを得ないですが
脳梗塞などの予防や健康のため、水分の摂取は積極的に行っていきたいものです。
ということで目やにが歳と共に増えてくること自体は自然な生理現象なのですが
今までそうでもなかったのに、急に目やにが増えたという場合には少し注意が必要です。
目やにが黄緑色でドロドロしている
目やにが膿のように黄緑色していてドロドロしている場合は細菌による目の炎症の可能性があります。
この場合、目が充血して赤くなっていたり、目の奥がゴロゴロして痛みや違和感があるので分かると思います。
目やにが透明や白っぽくてサラサラしている
粘度が低く目からダラダラ流れ出る感じで、目やにが透明だったり、白っぽくてサラサラしている場合は
ウイルス性結膜炎を疑ってみましょう。
この場合も目の充血や目の違和感があります。
感染力が強いので、家族に感染させないようタオルなどを共有しないよう注意します。
加齢に伴う目やに対策
病的なものでなければ、目やにが増えるのも老化現象の一つですから、抵抗しても無駄な部分はあるのですが(^^;)
それでも、やはりなすがままにしておくというのも、目の病気の原因になったりしますから、しっかりケアしておく必要があります。
水分を意識的に摂る
トイレが近くなるから水分は控えめというのはNG
それで無くても加齢に伴って体内の水分量が減少して、血液がドロドロになって脳梗塞の原因になったりしますから
最近目やにが増えたなと思ったら、水分を積極的に摂るようにしましょう。
体内の水分が多くなればそれだけ涙の量も増えて、目にゴミがたまったり、細菌に冒されるリスクも減少します。
また、水分を大目に撮れば体外に排出される課程で、体内にたまった老廃物もどんどん流し出されることになります。
目の周りは清潔に、定期的に目薬も
若いときに比べて、加齢に伴って水分量=涙の量は減少していますから、細菌性の目の病気にもかかりやすくなっています。
ですから普段から目の周りを清潔に保つように心掛け
朝の洗顔でも、目やになどはしっかり洗い流すようにしましょう。
あるいは、目の周りに汚れた水がかかった場合にはしっかり、洗顔するとか
念の為に目薬で消毒しておくような配慮も必要です。
汚れ仕事をした後などにも、目薬をするなど注意が必要です。
歳をとって涙もろくなっていても、涙の量は減っています。
免疫力も下がっていますから、今まで通りでは無いと考えましょう
まとめ
朝起きたときに「目やに」がたまって、もやがかかっているのは老化現象(^^;)
加齢に伴って涙の量が減っている上に、寝ている間はまぶたを閉じているので、涙が流れず、乾燥して目やにがたまっています。
目やにがたまるのはしょうがないですが、それだけ目の働きが弱っていますから、目の病気にならないよう、今まで以上に、目や目の周りのケアに注意するようにしましょう。
コメント