せっかくの美貌が台無しに(>_<)
目の下にできるクマ、せっかくの美人も、イマイチぼやけてしまいます。
ホントはとってもステキな女性なのに、目の下のクマのせいで、なかなかぱっとしない
そして、自分でもどうしても積極的になれない
見た感じも疲れているように見えたり、不健康に見えたり
あるいは目の下のクマが目立って、せっかくの美貌が表に出てこない
何で目の下にクマができるのでしょう
出来れば目の下のクマを何とかしたい、対策は何かないのでしょうか
今すぐできる目の下のクマの原因と対策について解説します。
目の下にできるクマの種類と原因
何で目の下にクマができるのか
目の下にできるクマには大きく分けて3種類あります。
・黒クマ:目の下のたるみや、凹み
・茶クマ:色素沈着などが原因のクマ
・青クマ:血行不良などが原因のクマ
それぞれのクマができる原因について解説してみます。
黒クマができる原因
目の下に黒クマができるのは、肌の弾力が無くなってたるみが出来たり、凹みが出来たりするのが原因です。
たるみや目の周りの凹凸によって目の下に影が出来て、それがクマのように見えてしまいます。
でも、なぜ目の下にたるみや凹みができるのでしょう
加齢による皮膚の衰え
加齢により誰でも、皮膚の弾力やハリが衰え、重力によって皮膚が垂れ下がってきます。
もう少し詳しく説明すると、
歳をとると、皮膚の内部を形作っている、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどの成分が、充分生成されなくなって不足してきます。
また、毛細血管の働きが加齢で悪くなり、ゴースト化(消えて無くなること)する結果、肌に栄養や酸素が行き渡らなくなり、肌の老化が加速されます。
そして肌の真皮の部分がスカスカになる結果、表皮の部分が、だぶついてぶかぶかになり、弾力や張りがなくなり
皮膚の表面がたるんで、垂れ下がってきたり、あるいは真皮の部分が縮小して凹んできたりします。
眼窩脂肪のふくらみ
いわゆる目袋が出来る現象です。
眼球の周りは眼球を保護するために、柔らかい眼窩脂肪という脂肪でおおわれています。
所が加齢などにより、眼球を支えている眼輪筋などが衰えてくると眼球(目玉)が下の方に垂れ下がってきます。
この時、眼球の重さによって、眼窩脂肪が押し出されて、目袋が出来る原因になります。
そうなると目の下の当たりが膨らんで、光の加減で目の下が黒く見えてきます。
目の周りの筋肉の衰え
得てして人は大人になると、顔の表情に変化がなくなります。
毎日の生活に惰性がでてくるということでしょうか、
とにかく、顔の表情に変化が乏しくなってきます。
それに緊張することもなくなってくる成果、まばたきの回数なども少なくなってきます。
その結果、目の周りの筋肉を動かすことが少なくなり、動かさない筋肉は衰えてきて
それでなくてもたるんできている皮膚を支え切れずに、全体的にダラリンコンとなってしまう訳です。
ほうれい線なんかも同じようなメカニズムで、ほっぺたが垂れ下がってきて、できます。
ポーラのB.Aザアイクリーム、目元のたるみを無くす成分と使い方
茶クマができる原因
紫外線によるメラニン色素の沈着
太陽の紫外線を浴びることでメラニン色素が沈着します。
こすりすぎによる色素沈着
乾燥や、化粧品かぶれ、アトピーなどにより目の周りをこすりすぎたりする結果、色素が沈着して茶クマができる原因になります。
アザ
時々、真皮レベルまで色素が沈着してとれない人がいます。
太田母斑(遅発性両側性大田母斑様色素斑)といわれるもので
通常のシミより皮膚の深いところにあるシミです。
通常のシミとは異なり、灰青色に褐色が加わった色となります。太田母斑は通常、顔面の片側に出現します。
多くは生後まもなく発症(早発型)しますが、遅発性は20~40歳で発症して、両側性のものは遅発性両側性太田母斑様色素斑とよばれます。
青クマができる原因
目の下が青黒く見えるのは血行不良が原因
目の周りの皮膚はとても薄く出来ています。
目は元々、生物の進化の過程で皮膚が変化して出来たものです。
このため、目の周りの皮膚もその影響を受けて、目にはならなかったものの、他の部分に比べてデリケートで、とても薄く作られています。
この結果、血液の色が皮膚の色に反映されやすくなっています。
血液は肺を出た直後は酸素を吸収して明るい赤色をしています。
それが、、身体をめぐって酸素を身体の各部の細胞に渡して二酸化炭素を受け取ると、黒っぽい色に変化します。
ですから、血行不良で血流が滞っていると、身体の細胞は酸素不足になり、血液が流れてくるとすぐに酸素を取り込んで二酸化炭素と交換する結果、
身体の中を流れている血液は黒っぽい色になりやすくなります。
目の周りの細胞も血流が悪ければ酸素不足で、毛細血管を流れている血液もすぐに酸素を放出し二酸化炭素を渡す結果、黒っぽい赤色をしていますから
肌の色は、血液の赤黒い色と肌色が混ざり合って青黒く見えてしまいます。
これが血流が滞ると目の下に青クマができる原因になります。
目の周りの血流が悪くなる原因
青クマの原因となるのは血流の低下ですが、ではどんな時に目の周りの血流が悪くなるのでしょう。
貧血
鉄分の不足や、低血圧によりそもそも身体全体の血流が悪ければ、目の周りの血流も悪くなります。
特に女性は生理による出血で、貧血になり易い傾向があります。
冷え性
冷え性の原因は色々ありますが、結果的に毛細血管がしっかり働いていなかったり、毛細血管の中の血流が悪くなっています。
睡眠不足
睡眠不足で、眠ろうとする身体の反応が起きて、代謝を低下させようとしますから、血流も低下します。
疲労
疲労すれば、脳からの指令で身体を休めさせようと、身体の活動を低下させようとして血流も低下させる方向に働きます。
眼精疲労
目の周りの筋肉が疲労すれば硬直して、血流も悪くなります。
目の下にクマができやすい理由
そもそも目というものは、進化の過程で皮膚が変化して出来たものです。
ですから皮膚が目に進化する過程の中で、周りの皮膚も「目」にはなりきらなかったものの、非常にデリケートで薄い皮膚になってしまいました。
このため、わずかな刺激や環境の変化の影響を受けやすく、皮膚がたるんだり、シミが出来たり
薄い皮膚を通して血液の色などが、もろに肌の色に影響を及ぼしやすくなっています。
目の下にできる黒クマと対策
黒クマは基本的に目の下の皮膚のたるみですから、たるみを改善するしかありません
化粧でごまかすと言っても限界があり、へたをすると逆効果になる場合もあります。
目の下のたるみを改善する方法としては
目の周りの筋肉を鍛える
目の下の皮膚がたるんでいるということは、筋肉が弱っていて、目の周りの皮膚を支えることが出来ていないということですから、
まずは目の周りの筋肉を鍛えることで全体的なリフトアップを図ります。
やり方としては眼球を上下左右に動かしたり
目の下や上を指で押さえて、まぶたや目の下の皮膚を動かす運動などがあります。
詳しくはこちらの記事も参照してみてください。
目の下のたるみや目袋が出来る原因と対策、目立たなくする方法は
黒クマ対策に合わせて青クマや茶クマを改善する
黒クマだけで無く、複合的に青クマや茶クマが重なって出ていれば目の下のクマは益々強調されて目立ちます。
青クマや、茶クマが一緒に出ている場合にはこれらについても目立たなくするよう対策を一緒に行う必要があります。
具体的な改善方法については青クマや茶クマの改善方法のところで説明します。
アイクリームで目の下のお肌のケア
目の下の皮膚がたるんでくる原因にはお肌の乾燥や、ハリがなくなってくることも大きな原因ですから
保湿成分や、コラーゲン、ヒアルロン酸などのお肌を構成している成分が配合されている化粧品などで、目の下のお肌のケアをすることも大切です。
特に目のまわりの皮膚はデリケートに出来ています。
普通の化粧品だけでなく、やはり目の周り専用のアイクリームを使ってケアする様にしましょう。
目の下にできる茶クマと対策
UVカットできるメガネで紫外線対策
目の下の茶クマの大きな原因は紫外線による日焼けですから、目元に紫外線を当てないようにすることが大切です。
外出する際は、サングラス(UVカット機能つき)を必ずかけるようにしましょう。
色の付いたサングラスだと、ちょっと困るという人は無色透明のクリアレンズでもUVを完全にカットしてくれるメガネがあります。
こんな感じ↓↓
余談ですが、目に紫外線が入ると肌に直接紫外線を浴びて無くても、肌が黒く変色してしまいますから、目から入るUVを遮断することは目の下のクマだけじゃなくて、お肌を守る効果も期待できます。
美白効果のある化粧品やアイクリームで目元ケア
なるべく美肌効果、美白効果をうたっている化粧品やアイクリームで目元をケアするようにします。
また、紫外線をカットしてくれる成分が配合されているものもあります。
因みに、化粧品に含まれるUVケア剤には2種類あり
紫外線を反射させる「紫外線散乱剤」
紫外線を吸収する「紫外線吸収剤」
があり
紫外線吸収タイプは効果が高いものの、お肌に多少、負担がかかりますから
デリケートで皮膚の薄い目元の茶クマの部分には、どちらかというと紫外線散乱剤のタイプの方が良いでしょう。
紫外線散乱剤は大概は「ノンケミカル」と表示され、化学変化を起こさないため肌への負担が少なく、効果が長持ちします。
ただし化粧品の中には吸収材と、散乱剤の両方を組み合わせている商品もあります。
紫外線を防いでくれる指標としては
PAとSPF値があります。
PAは紫外線A波を防ぐ指標で+~++++までの4段階で示され+が多いほど紫外線を防いでくれます。
SPFは紫外線B波を防ぐ指標で0~50までの数値で示され数値が大きいほど紫外線を防いでくれます。
SPF50と言うのは、紫外線を浴びた肌に赤班が出来るまでの時間が何も付けない場合より50倍の時間がかかるという意味です。
美白サプリや日焼け止めサプリ
サプリメントの中には日焼けを押さえてくれるサプリメントがあります。
日本で、販売されるようになってから(2016年頃から)まだ日が浅いため、一般的でないですが、欧米諸国では結構使われるようになってきています。
例えばこんな感じのサプリです↓↓
あるいは美白用のサプリメントもあります。
ハイチオールCやピュアホワイトなどご存知のサプリもあると思います。
その他にもビタミンCには美白効果がありますから、サプリだけでなく食べ物から摂取しても良いかもしれません。
日傘や帽子で紫外線対策
あなたも既に対策しているかと思いますが、外を出歩くような場合には日傘や帽子で、目元に紫外線が当たることは極力防止するようにします。
太田母斑の場合は病院で治療を
自分では単なるシミなどと思っていても太田母斑である場合が結構あります。
目の下のクマがアザ(太田母斑)の場合は、個人的な対策では治らないので病院でレーザーによる治療を受けましょう。
結構広く行われている治療法なので、それほど心配する必要はありません
皮膚科か形成外科で診察してもらって太田母斑と診断されれば、ほとんどの診療は健康保険がききます。
費用については、アザの広さや状況、病院などによって異なりますが、軽度のものであれば2~3回の通院で1~2万円程度、
範囲が広かったり、数回のレーザー照射が必要な場合には合計数万円程度かかる場合もあるかもしれません
目の下にできる青クマと対策
目の下にできる青クマは血行不良が原因ですから、対策としては、血行を改善するための対策ということになります。
適度な運動
目の下にに青クマができるほどの血行不良ですから、目の下だけではなく、身体全身の血行が不良になっていると考えられます。
となれば1番の特効薬は、適度な運動ということになります。
運動と言っても社会人ともなれば、なかなか時間もとれませんし、運動する機会や場所も無いかもしれません
となればもっとも手軽で誰でも出来る、ウォーキングということになります。
通勤の時に、一駅前で降りて歩くとか、家に帰るときに少し遠回りをして帰るとかでも良いと思います。
買い物でも近場であればなるべく歩いていくようにするなどの工夫をしてみましょう。
入浴時には湯船にしっかりつかる
最近は入浴では疲れはとれない、疲労が増すだけだという考え方もあるようですが
ゆっくり入浴することで、血流は良くなります。
シャワーだけで済ませないでゆっくり湯船につかるようにします。
特に毛細血管が広がって、身体の表面付近の血流は確実に良くなります。
毛細血管が退化して無くなるゴースト減少なども話題になっていますが、
入浴によって身体の表面の毛細血管の血流を良くすることで、毛細血管のゴースト化を防いだり、血管を活性化させることで血流を改善させます。
疲労回復に努める
様々な理由で疲労が溜まっていることも目の下の青クマの原因になっていることと思います。
・睡眠不足
・不規則な生活
・深酒
・リア充のための無理な活動(趣味やスポーツ、ボランティアなど)
どうしようもない場合もあるかもしれませんが、自分の生活を振り返ってみて背伸びをしていないか、もう少し休めないか、疲労をためない方法は無いか、もう一度考え直してみましょう。
ストレス解消
現代社会はストレスだらけです。
解消しろと言われても解消できないからストレスなんですが、ストレスは血流を悪化させます。
もともと人間は緊張状態(ある種の生命の危機)になると、怪我をしたときに血が多く流れ出なくなるように、身体の血流を少なくするように出来ています。
ですからストレス=緊張状態が長く続くと、血流が悪くなり
血流が悪くなるばかりで無く体中の病気や不調の原因になります。
ストレスそのもの・・
嫌いな上司、嫌な仕事、家庭のもめ事、人間関係、お金のことなど
それ自体はどうにもならないかもしれませんが
ストレス解消のための方法
旅行や温泉に出かける、友人と飲食する、自分の好きな趣味の事をする、買い物など
ストレス解消になることを意識して積極的にやることも良いでしょう。
その他にも
瞑想を行う
(マインドフルネス)
ブレインダンプ
(やりたいこと、やりたくないこと、解決方法、欲しいものなどを可能な限り書き出したりする)
泣ける動画を見る
(涙を出す)
アニマルセラピー
(動物と接する)
などなど
ストレスは、人生の大問題、詳しく書いているときりがありませんのでこの辺りにしておきますが
ストレスを無くすことも血流を改善して目の下の青クマを改善するためには結構重要なポイントになります。
貧血の主な原因は鉄分不足
青クマの原因の一つである貧血は鉄分、タンパク質、ビタミンC、ビタミンB12などの不足から起きます。
ただし、通常は鉄分不足が大きな原因になりますから、鉄分を多く含む食べ物を食べることで貧血防止=目の下の青クマ対策になります。
鉄分を多く含む食べ物としては
・レバー
・カツオ、アサリなどの魚介類
・納豆
・ほうれん草、小松菜
・ひじき
など
目元アイクリームで目の周りのケアを
目の下の青クマの主な原因は血流不足とは言え、目の周りの肌が衰えて薄くなっていたり、血流不足で肌の栄養が足りなくなっていたりすることも、青クマをさらに悪化させている原因ですから
目元専用のアイクリームで目元のマッサージを兼ねて丁寧にケアすることも青クマ解消には必要になってきます。
ホットタオルや目元美顔器で目元のケアを
目が疲れたときなどはホットタオル(蒸しタオル)などで、目元を温めて、血行を改善することも、青クマ解消に効果があります。
あるいは、ホットタオルだと短時間で温度が下がってしまいますから、電気式の目元美顔器を使って、目元のケアをするのも良いでしょう。
まとめ
目の下のクマには大きく分けて3種類あります。
黒クマは主に目の下の皮膚のたるみが原因
茶クマは色素沈着
青クマは血行不良
それぞれの原因を踏まえて対策を取れば、意外とクマの改善は出来るものです。
目の下にクマがあればせっかくの美形が、イマイチぱっとしない老けた暗い感じになってしまいます。
逆に目元がスッキリしていると、他のパーツがイマイチ(^_^;)でも、目元美人は美人に見えてしまいます(^_^)vから不思議なものです。
目の下のクマが気になって、積極的になれないという人は、目の下のクマの改善に取りかかってみませんか
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