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愛犬が行方不明、どうする、探し方と脱走防止法や万一に備えた便利グッズ

ペット
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飼っていた愛犬がいなくなった、いつまでたっても戻ってこない、事故にでも遭ったのでしょうか、どうすればいいのでしょう

行方不明になった愛犬を探すためにはいくつかの重要なポイントがあります。

 

幸いにも無事に見つかった場合でも、今後再び同じような事が起きないように愛犬の脱走防止法を講ずる必要がありますし、そもそも大事に育てている愛犬はなぜ逃げ出すのでしょう

また、愛犬が逃げないようにする、あるいは逃げてもすぐに見つけることのできる便利グッズなどについても説明します。

 

愛犬が行方不明になった!どうすれば良いの、探し方は

愛犬が行方不明になった場合、どうすれば良いのでしょう

近所を探す

飼い犬であれば突然放浪の旅に出かけるという事はありませんし、だいたいが犬の縄張りの中で行動しますから、まずは近所を捜索してみましょう。

怪我をしていたり、溝にはまって動けなくなっているなどの場合もありますから、可能であれば家族や知り合い、友人などにも頼んで探してみます。

 

この時にはそれぞれ分担するエリアを決めてから探した方が効率的です。

 

愛犬の捜索エリアを地図で分担した例

また、1度探しても見つからない場合でも、見逃している場合や、犬が移動している場合もありますから、諦めずに何回か繰り返して捜索します。

それでも見つからない場合は更にエリアを拡大して捜索します。

 

その際に目安にするのは犬が通常移動する距離で1日に

小型犬    300m~1km
中型、大型犬 1~5km

自宅周辺の地図をグーグルマップなどで印刷し、捜索エリアを決めて探すのが良いと思います。

 

その他参考事項

オス:活動的で精力的に動き回る(特に春などの発情期)メスを探して遠くに行く場合も

メス:比較的ゆっくりと行動し、オスよりも行動範囲は小さい

 

季節要因

春:発情して、オスがメスを探してという場合が多くなります。

夏:日中は公園や木陰、車の下など涼しいところで休み夜間に動き回ることが多くなります。

秋:過ごしやすい季節で、春以上に発情して歩き回ることが多くなります。

冬:寒いので倉庫や物陰など温かいところに隠れていることが多くなります。

 

子犬だと、子供の後を追いかけていき、そのまま知り合いの家で飼われているなどの場合もあります。

 

 

愛犬の捜索依頼のポスター

 

迷い犬のポスターを貼る

誰かに保護されてその家で飼っているとか、あるいは近くの河原などに住み着いているのを見たという場合もあるので

すぐに見つからないという場合は迷い犬のポスターを作成して、何カ所かに張り出します。

 

ポスターの作り方は

愛犬の写真(なるべく特長の分かるもの)

迷い犬を探していること

愛犬の名前、あなたの連絡先

などを記入します。

 

張り出すのは自宅の近くと、なるべく多くの人に見てもらうために、人通りの多いところに張り出します。

勝手に公共の場所に張り出すと怒られますから、張り出す所の持ち主や、あるいはお店の入り口などに張り出してもらうならお店の人に許可を得ましょう。

あと、愛犬が見つかったら、張り出したポスターを自分で撤去するのを忘れないように。

 

交番

警察に連絡を

警察が捜してくれるわけではありませんが、犬を保護した人が交番などに届ければ「遺失物」として処理され、地元の保健所や動物愛護センターなどに送られます。

交番などに連絡して、愛犬が保護されていないか確認してみましょう。

場合によっては交番にポスターなどを貼らせてもらうのも良いでしょう。

 

保健所や動物愛護センターなどに連絡

迷い犬などが保護された場合、動物愛護センターなどに収容される事になりますから、保健所や動物愛護センターなどに問い合わせてみます。

連絡先が分からない場合は下記参照してみて下さい

各県の動物愛護管理担当部署

 

指定都市や中核市の場合は市役所に担当がある場合があるので、上記サイト中、下の方もチェックしてみましょう

環境省収容動物検索情報サイト
(各県毎で調べられます)

 

その時に情報がなくても、数日たってから保護されることもありますから、愛犬が見つからない場合は定期的に確認してみるようにします。

 

因みに動物愛護センターなどで保護されていた場合、引き取るのに身分証や手数料などが必要です。

自治体により異なりますが

返還手数料 4,000~6,000円程度
保管料   500円程度/日
犬の登録番号、注射済み表の番号等
(保健所に登録していない場合は登録料3,000円)
飼い主の身分証明書、印鑑
連れて帰るためのケージ、首輪、リードなど

 

動物愛護センターなどに収容された場合、最悪3日で殺処分される可能性がありますから、連絡は早めにしましょう。

 

行方不明になった犬

清掃事務所にも確認を

交通事故などで死亡していた場合は、市区町村の清掃事務所で回収している可能性もあります。

愛犬の脱走の防止法、なぜ犬は逃げ出すの

愛犬の脱走防止法あれこれ

脱走防止の柵など

室内などで飼っている場合は、ちょっとしたすきに外へ脱走することがありますから、出入り口の手前には脱走防止のための、柵などを設置しておきましょう

普段はおとなしくても何らかのきっかけで外へ飛びだしてしまう可能性があります。

 

犬の首輪やリード

お出かけする時には首輪やリードは必ずチェック

ついつい惰性で、いつもの調子でお出かけしてしまいがちですが、首輪が抜けたり、リード線が切れたりということが犬の行方不明の大きな原因になっています。

首輪が緩んでいないか(すっぽ抜けることが結構多い)切れかかっていないか、金具はさび付いていないか(金具がぱっくり割れて取れてしまうことがある)

 

あるいは、屋外で犬を飼っている場合は雨風で鎖や首輪などが劣化しやすく、早めに新しい物と交換するなどの配慮が必要です。

毎日のお散歩とかだとついつい油断してしまいますが、何があるか分かりません、愛犬がいなくなってしまってから後悔しないようにしましょう。

 

避妊、去勢手術

これも抵抗がある買い主さんも多いでしょうが、愛犬の脱走の原因の多くは、発情期にパートナーを探してということが結構多いですから

繁殖などの予定が無ければ、手術をしてしまうことも脱走防止に効果があります。

 

犬のしつけはしっかりと

普段からしつけをしっかりしておいて、買い主さんにう事を必ず聞くようにしておくことも脱走防止になります。

万一、首輪が外れてても、
「まて」の一言でその場に立ち止まるようなら、逃げられることもないはずです。

 

犬小屋

屋外飼いなら逃げ込める場所を

屋外飼いの場合

花火、地震、近隣での大きな爆発音などにより、犬がパニックになってしまって、鎖を引きちぎって逃げてしまうということがあります。

 

こういう時に犬が逃げ込んで隠れることの出来るようなしっかりとした犬小屋などがあれば、そこに逃げ込むことができるので、脱走につながる可能性が少なくなります。

 

屋外飼いなら環境にも気を付けて

屋外で飼っている場合は自然の風雨の影響を受けやすく

・いつも濡れている

・冬などは風などが当たって寒い

・夏場、蒸れて蒸し暑い

・人通りの多い道路際などでストレスがかかる

など、犬の住んでいる場所の環境が悪いことも脱走の原因になることがあります。

犬小屋や、犬をつないでおく場所は、居心地の良い場所を選ぶようにしましょう。

 

大切に飼っている愛犬なのに、どうして脱走するのでしょう

いつも大切にして、大事に飼っているのにどうして犬は脱走するのでしょう

脱走防止策の所でも述べているので、だいたい想像は付くと思いますが、犬の気持ちになってまとめてみると

 

発情期にパートナーを求めて

犬も動物ですから、発情期には異性を求めて悶々としていますから、メスの声やオスの臭いなどを感じると、ついつい外に飛び出してしまうことがあります。

手術などをするしかないのですが、それが出来ない場合は、毎日しっかり散歩をさせるとか、遊んで上げるとか、少しでも気持ちを紛らせてあげないといけないですね。

 

駆け回る犬

散歩が足りない

飼い主が忙しくて、毎日の散歩がおざなりになったり、疲れるからと近所を軽く回ってトイレだけ済ませるとすぐに戻ってきたりしていると

犬としては、イマイチ満足できず、

 

もっと思いっきり運動したい!

とか

もっと外の世界を見てみたい

みたいな気持ちになりますから

 

しっかり散歩させてあげる

たまには違ったコースを歩いてみる

散歩だけではなく、犬と遊んであげる

ということも大切です。

 

快適でないところにいる犬

今いるところが快適でない

前にも述べたとおり

暑い、寒い、ジメジメしている、うるさいなど

いつもいる場所が不快だと、どうしても、別の所に行きたくなってしまいますから

特に外飼いの場合は、犬小屋や、周りの環境に気を使ってあげましょう。

 

愛犬の万一の行方不明に備えた便利グッズ

いくら注意していても、犬が行方不明になる可能性はあります。

そういう時のための便利グッズについてまとめてみました。

マイクロチップ

犬の身体の中に埋め込むマイクロチップという物があります。

 

直径2mm、長さ8~12mmくらいの円筒形の物で

アンテナとICを内蔵していて

リーダーと呼ばれる専用の読み取り機でデーターを読み取ることで個体識別が可能になります。

 

マイクロチップの寿命は30年くらいありますから、途中で交換する必要はありません

 

犬のマイクロチップの注入

装着は動物病院(獣医さん)で行い、注射針のような物(注入器:インジェクター)で体内に注入します。

特に愛犬の負担や健康被害などのデメリットなどはないと考えられています。

費用は数千円~1万円程度

別途情報の登録に1,000円ほどかかります。

 

東日本大震災の時などに、大いに活用され、たくさんの犬や猫が買い主さんの所に戻るのに役立ちました。

このマイクロチップの使われ方としては、動物愛護センターなど、マイクロチップのリーダーを保有している施設などに保護された時に、チップに記録されたデーターから飼い主さんを割り出して連絡してもらえます。

 

ただし居場所が分かるというような装置ではなく、あくまでも、それなりの施設に犬が収容された時に飼い主が分かるという物です。

なお、日本での普及率はまだ10%以下とのことです。

 

迷子札(名札)

1番ポピュラーで手軽な方法です。

首輪などに飼い主や連絡先などを記入したタグや鑑札、予防注射票などを付けておくことで、犬を保護した人が、飼い主に連絡してくれることが期待されます。

 

簡単な手作りの物でも構いませんが、長年の風雨や、脱走中、色々なところを歩き回って破損してしまう場合もあるので、金属製の専用の物を作ってみても良いと思います。

 

犬の迷子札

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この迷子札も、あくまで愛犬が保護された時に、保護した人が連絡してくれることを期待する物ですが、マイクロチップのように専用のリーダーを持っている施設でなく、個人などの場合でも連絡先が分かるというメリットが有ります。

 

MAMORIO

MAMORIOはもともと貴重品などを置き忘れた場合などにスマホから警告を出してくれるグッズです。

mamorio

タグから電波を発信しているので、ある程度の捜索が可能です。

ただし電波の到達範囲が数mほどしかなく、直接的な捜索能力はそれほど高くありません

家の近所で溝にはまって動けなくなっているとか、病気で物陰で倒れているなどの場合には有効ですが

遠くに行ってしまった場合には、スマホのアプリを使用して捜索することになります。

 

仕組みとしては

スマホに専用のアプリをインストールして

スマホから愛犬が一定の距離放れた場合に警報音で知らせてくれる機能の他に

遠くに逃げてしまった愛犬が、同じアプリをインストールしている人のスマホの近くを通った時に愛犬の位置情報をあなたのスマホに通知してくれます。
(もちろん、電波を経由するだけであなた以外の人ににその位置情報は通知されません)

 

デメリットとしては

・まだ、使用している人が少ないので都会などでないと、遠くに行った愛犬の捜索などには活用できない可能性がある

・電池の交換が自分では出来ず、規格の1年持たない場合が多いらしい
(ただし購入すると追加でもう一つもらえるチケットが付いてくる)
無理矢理分解すれば交換できないこともないとのことです。
注:発展途上の製品なので今後の改良に期待

・アプリを使用しているとスマホの電池の減り方が多少多くなる。

・ある程度製品やアプリの機能を理解して使わないと、活用しにくいと感じている人が結構いる。

 

この点で、私もこの製品を紹介するかどうかで迷ったのですが、使いこなしている人は絶賛しているので使い方次第なのかもしれません

まだ普及率が低いことなども考えると、貴重品の紛失防止や、高齢者の徘徊防止などの方が使い道があるのかもしれません

 

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まとめ

大切な愛犬、行方不明になったら大変、特に犬が一人で走り回っていると交通事故が心配です。

犬の気持ちをよく理解して、しっかり散歩にも連れて行って、周りの環境に配慮してあげることが脱走防止につながります。

 

また首輪や、リードを古くなる前に交換したり、脱走防止のための対策をしっかり施しておくことも大切ですね。

大切な愛犬がどこかにいってしまわないよう、気を付けましょう。

 

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