２０１６年１２月１日から洗濯マーク（洗濯表示マーク）が変更されました。
これまで日本独自の表示方法だったのを、世界標準に合わせることで、製品を輸出したり輸入したりするときに表示を変える必要が無かったり、
外国で購入した洋服についている洗濯マークを見て、理解できるようになるメリットが有ります。
とはいうものの、これまで慣れ親しんだ洗濯マークが、突然変更になって戸惑っている人もいることでしょう。
そこで、新洗濯マークの超簡単な見方を解説すると共に
結局、一覧表があった方が分かりやすいと思いますので、一覧表のダウンロード方法について解説します。
一覧表がダウンロードできれば良いという人は、２つめの章を先にご覧下さい
新洗濯マークが分かりにくい人の為の超簡単見分け方解説
新洗濯マーク（新洗濯表示マーク）は
５つの基本記号と付加記号で表記されています。
まず基本記号で、その記号のジャンルが決まります。
５つの基本記号（ジャンル）
・洗い方（家庭で洗濯できることを意味します）
・漂白に関する事
・乾燥に関する事
・アイロンに関する事
・クリーニングに関すること
付加記号
付加記号には
・強さ
・温度
タンブル乾燥やアイロンの温度は記号、洗濯液の最高温度は数字
・禁止
があります。
付加記号（強さ）
線がないのは通常の強さ（普通）を表し、
１本線は弱い
２本線は非常に弱いを意味します。
付加記号（温度）
記号は、タンブル乾燥やアイロンの温度を示し●の数が多いほど高温での処理ができます。
洗い方マークの中の数字は、洗濯の時に使用出来るお湯などの最高温度を示します。
付加記号（禁止）
記号の上に×印がついていれば禁止（これはやっちゃだめ）を意味します。
これだけ覚えておけば、新しい洗濯マークの意味はおおよそ分かると思いますが、普段の洗濯場面では、もう少し知っておいた方が良いと思われる記号や、法則についてこの後説明します。
その前に、新洗濯マークの一覧表をダウンロードしておいた方が分かりやすいかもしれません
やっぱり新洗濯マークをダウンロードするのが簡単
新しい洗濯マーク、次の章の解説を見れば、ほぼ完璧？です。
とは言っても、今までの洗濯マークからするとイマイチぴんとこないし覚えるのも面倒
取り敢えず、一覧表をダウンロードして印刷したものを洗濯機の横あたりに貼っておいた方が迷わないと思います。
ということで一覧表のダウンロードですが、間違いがないよう
消費者庁の新洗濯マークダウンロードページを掲載しておきます。
ＰＤＦの３ページ目に新洗濯マーク（洗濯表示記号）一覧表が載っています
また、詳しい解説が見たい方は、消費者庁の解説ページをご覧になって下さい
新洗濯マークをしっかり理解したい人の為に詳しく解説
これまで簡単に記号の基本的事項について説明しましたが、毎日の洗濯の中で、まだ必要な情報があるので解説していきます。
タンブル乾燥について
新洗濯マークの中で乾燥に関しては□マークで表示されますが、さらに□の中に○が書いてあるとタンブル（乾燥機）乾燥についての制限を意味します。
タンブル乾燥の記号の意味
乾燥マーク□（自然乾燥）に付いている記号について
乾燥マーク□にもいろいろな記号が付いています。
棒線は干すときの衣類の向きを示しています。
棒線１本なら脱水して
棒線２本なら脱水せずに濡れたまま干します。
｜ ：脱水してつり干し
｜｜：濡れたままつり干し
― ：脱水して平干し（横にして干す）
―２本：濡れたまま平干し（横にして干す）
／ ：陰干しする
注：濡れたまま：脱水機にかけたり手で絞ったりしない
乾燥マークの意味
アイロン仕上げ
●の数でアイロンの温度を示します。
×が付いていればアイロン禁止
アイロン仕上げマークの意味
漂白剤の使用
△：漂白剤の使用ＯＫ
△に斜線／が引いてある場合は酸素系漂白剤はＯＫ、塩素系はＮＧ
×：漂白剤の使用禁止
漂白剤マークの意味
クリーニング記号の意味
クリーニング記号の中に書いてある文字や付加記号によってそれぞれ意味があります。
この辺りは結構色々な記号があるので覚えなくても、大体の感じをつかんでおけば良いと思います。
ドライクリーニング
ウエットクリーニング
洗い方マーク
洗い方マークは基本的な記号の意味を理解しておけば簡単に分かると思います。
なお、
手の形が記載されているマークは４０℃以下で手洗いが可能
×マークは家庭での洗濯禁止となっています
洗い方マークの意味
まとめ
新しい洗濯マーク、まだなじみが薄い人が多いと思います。
最初は分かりにくいですが、基本的なルールを理解してしまえば簡単です。
慣れるまでは一覧表片手にということになると思いますが、お店の洋服を買いにいって、いちいち一覧表を片手に確認しながらというわけにも行かないでしょうから、最低限の所はおさえておくと良いでしょう。
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