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スマホ腱鞘炎になるには理由があった。スマホ操作で腱鞘炎にならない方法

健康
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最近はスマホの操作しすぎで、腱鞘炎になる人が増えています。

それはスマホの操作方法に原因があった?

 

スマホの操作に慣れている人ほど腱鞘炎になりやすいと言われています。

なぜなら、片手でスマホを片手で操作すると腱鞘炎になりやすい人の手の構造に問題があるからです。

 

親指が発達しているのは人類だけ?

人間以外の動物は、親指はそれほど発達していません

 

牛の足
牛の足

 

特に4本足で立って走ったり、歩いたりする動物ではそれが顕著です。

逆に、足として使う場合、親指はかえって邪魔になるだけで、多くの動物では、親指が余り発達していないのが普通です。

 

所が人間の場合は2本足で立ち、手の指は色々なものをつかんだりすることに使われるようになった結果、

ものをつかむ時に、親指が自由に使えることが大きなメリットになりました。

 

サルの手

 

親指を除く4本指だけでものを握ろうとすれば、かなり不便だと思います。

所が親指だけは動く方向が違うために、ものをつかんで持つ時に、ものすごく便利なように出来ています。

このことが人間が道具を器用に使って、文明を発達させることに大きく貢献しました。


人の親指はものをつかむように作られている

人は道具を使う時に、親指を活用してものを上手くつかんで文明を発達させる要因となりましたが

親指はものをつかむという動作に能力が偏っています。

 

どういうことかというと、ものをしっかりホールドするために、親指を内側に動かすという動作には全く問題は無いのですが

逆に、曲がった親指を外側に伸ばす動きは余り得意ではありません。

 

得意でないというよりは、曲げた親指を元のように真っ直ぐにするには、手首の辺りから伸びている腱をその都度、手首の筋肉を使って引っ張ってやる必要があります。

つまり、曲げた親指を真っ直ぐにする方向への動きは、親指の構造から、かなり手首に無理がかかるということです。

 

因みに親指を曲げたり伸ばしたりした時に自分の手首を見ると、手首(外側)付近の筋肉(腱)が動いているのが分かると思います。

 

スマホを親指で操作する人

スマホの操作を親指でやる人は腱鞘炎になりやすい

スマホの操作に慣れた人、というか、片手でスマホを操作しようとすれば、どうしても親指を使って操作することになると思います。

時たま短文を打つ程度なら良いのでしょうが

ヘビーユーザーであれば、長時間にわたってメールやラインなどを打ち続けたりすると思います。

 

となれば1分間に100回くらいは親指を押したり引いたりすることになると思います。

長時間、あるいは日に何回もスマホを操作すれば、数千回以上、場合によっては数万回、親指を曲げ伸ばしすることになり

 

押す操作はともかく、押した親指を元に戻す動きは、そもそも人類の指の動きとしては想定されていなかった?動きですから

結局手首に負担が集中して、手首付近の腱や筋肉が炎症を起こして腱鞘炎を起こすということになります。

 

両手でスマホを操作する人

スマホの操作で腱鞘炎にならない方法

スマホの操作にはなるべく親指を使わない

片手でスマホを操作しようと思えばどうしても親指を使って、操作することになりますし

片手で、そして親指でササッと操作しているのは見た目も格好良いように感じる人もいるかもしれませんが

 

スマホを親指で操作すれば、思っている以上に手首に負担がかかり、腱鞘炎の原因になります。

ですからやむを得ない場合以外はなるべく両手でスマホを操作するようにした方が良いでしょう・・特にヘビーユーザーは

 

両手でスマホを操作する人

 

腱鞘炎にならないためにはスマホの使いすぎに注意

そもそも腱鞘炎になるほど使っているということは、スマホの使いすぎ

スマホ中毒の可能性もあります。

あるいはそれほどの長文を打つ必要があるならパソコンを使った方が効率も良いです。

 

スマホの使用はほどほどにするか

腱鞘炎になるほど使う必要があるなら、両手を使ってスマホを使うようにするという方法もあります。

長時間スマホを使うのなら片手で操作するということにこだわる必要もなく、両手を使って、器用な指(人差し指とか)で打った方が本当はスピードも速くなるはず?ですよね(^^;)

 

まとめ

スマホの使いすぎで腱鞘炎になる場合、片手操作=親指を使ってスマホを操作していることが大きな原因になります。

スマホを使う時にはなるべく両手を使うか、スマホの使いすぎに注意して、腱鞘炎にならないよう気を付けましょう。

 

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