飼い始めた金魚がすぐに病気になったり死んでしまう原因と長く飼う方法

金魚を飼い始めてもすぐに病気にしたり、死んでしまう場合があります。

なぜでしょうか

それははっきり言うと、飼い方が間違っているから

金魚は、飼い方のポイントさえ分かっていれば、それほど手間暇をかけずに飼えるペットですし、病気にしたりダメにしたりすることはまずありません。

大切に育てられれば10年以上、あるいは丈夫な金魚であれば15年ほども家族の一員として、目を楽しませてくれます。

せっかく飼い始めた金魚を病気にしたり死んだりないように、手間暇かけなくても、丈夫に育てられるポイントについて解説します。

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初心者が飼い始めた金魚を病気にしたり死なせてしまう間違った金魚の飼い方

飼育容器が小さすぎる

金魚飼育用の小さなプラケース

初めて金魚を飼ったりする時にはどうしてもこじんまりとした飼育から入ろうとするためか、小さな容器で飼い始めてしまいます。

虫かご用のプラケースとか30cm程度の水槽など

最初から大きな水槽を購入するのは、ちょっと自信がないというか、飼い方もよく分からないということで躊躇する気持ちは分からないでもないのですが

容器が小さければ小さいほどベテランでも金魚の飼育は難しくなります。

理由としては

小さな容器だと、水温や水質などが変化しやすく、金魚の健康に悪影響を与えやすいというハンデがある上に

水質がすぐに悪くなるので頻繁に水替えを行う必要が出てくることも、悪影響があります。

更に金魚であっても生き物ですから、小さな場所に閉じ込められていれば、

例えば人間でも2m四方くらいの場所に閉じ込められていたらストレスでおかしくなるのと同じです。

60cm水槽
60cm水槽

飼育水槽は60cm水槽が一般的で飼育しやすい

金魚を飼うなら出来るだけ大きい方が良いのですが、そうは言っても人間が住んでいる住宅事象を考えればむやみに大きく出来るものでもなく

一般的には60cm水槽で飼育するのが無難だと言えます。

60cm水槽であれば、ペットショップやホームセンターでの入手も簡単ですし、標準サイズですからそのほかのツールなども入手しやすいです。

60cm水槽であればそれなりに金魚も伸び伸び泳ぐことも出来ますし、水量も多く、そこそこ水質も安定しやすくなります。

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60cm水槽で飼育出来る大人の金魚は3匹程度

一般的には60cm水槽で飼育出来る金魚(10cm程度以上の大人)は3匹程度です。

目安としては1匹あたり20Lの水が必要です。

金魚は餌を食べて、糞や尿を毎日体外に排出しています。

そして毎日水の中のアンモニアやその他の有害物質が増えていくのですが、濾過器などで完全のそれらの有害物を濾過することは困難です。

大雑把に言うと、濾過機を付けた上で20Lの水があれば1匹の金魚が数日間生存出来る程度の環境が維持出来ます。

それ以上の金魚を飼育すると、有害物質の蓄積が早く、頻繁な水替えが必要になってきて、飼育しているうちに必ず失敗が起きてしまいます。
(水温や水質の調整ミスや水替えによる金魚のストレス)

あるいは住んでいる金魚もこの程度の密度であれば過密によるストレスもありません。

金魚が小さいうちは、もう少し数を増やして飼育することも可能ではありますが、1年もすればすぐに大きくなって飼育の限界を迎えることになりますから

簡単に水槽の数を増やせる状況にないのなら、最初から数を絞って飼育した方が失敗が無くなります。

水槽で飼育している金魚
丹頂

金魚の数を増やさない

前の項で説明しているとおり60cm水槽でも飼育出来る金魚の数は3匹程度です。

金魚が小さいうちはこれではものすごく見た目が寂しいですし、特に初心者のうちはあちこちで可愛い金魚を見ると欲しくなったり

多数の金魚が群泳しているのは見栄えも良く、迫力もありますからついつい飼育の限界以上の金魚を水槽に入れてしまいがちです。

しかし、金魚は見世物でも、インテリアでもなく生き物ですから、適正な数に絞って飼育する必要があります。

混ぜるな危険

よそから来た金魚は病気を持っている可能性がある

管理の悪いところで飼育されていた金魚の場合は、病原菌を保菌している可能性があります。

また「本人」はなんともなくても、その病原菌に抵抗力があったり

あるいは生まれ育った場所に特有のウイルスを保菌している場合があります。
(自分達は免疫があって、別になんともないけれども、違うところで育った金魚には全く免疫や抵抗力のないウイルス)

ですから、現在飼育している金魚の水槽に、新たに入手した金魚を不用意に入れることは極めて危険なリスクのある行為だと考えておく必要があります。

金魚は全身が粘膜で覆われています。しかも水の中で生活していますから、同じ水槽に入れるとお互いの体内にいるウイルスなどはあっという間に感染すると考えておきましょう。

新しく入手した金魚を塩浴や薬浴を30分~数時間程度行ってから、一緒にする場合もありますがそれでもリスクはあります。

ベテランで慎重な人なら、よそから入手した金魚を、すぐに一緒の水槽に入れることはしないで、予防注射ではないですが、お互いの水槽の水を時々、少しずつ入れ替えて数週間から数ヶ月様子を見てから一緒にする場合もあります。

更に言うなら、金魚を飼育している水槽に新たな金魚を入れると言うことは、それだけ水槽の中の環境が悪化したり、密度が増えて金魚にストレスを与えるということですから、追加した場合、金魚の数自体が多すぎないか充分検討する必要があります。

東錦
東錦(アズマニシキ)

異なる種類の金魚はなるべく一緒の水槽に入れない

金魚を飼い始めたばかりの時にはどうしても見た目を華やかにしたいこともあって、色々な種類の金魚を一つの水槽に入れたくなりがちです。

ですが金魚は種類によって、生命力や行動力にものすごく差がありますから、異なる種類の金魚を同じ水槽で飼育していると、どうしても生命力や行動力の弱い金魚が病気になったり★になったりしてしまうことになります。

出来れば同じ種類

少なくとも「らんちゅう系統」「オランダ獅子頭系統」「琉金系統」「和金系統」くらいは分けた方が良いです。

最初から高級金魚に手を出さない

金魚の品評会や、金魚専門店、あるいは知人の家で飼育されている高級金魚をみて、金魚飼育を始めようとする人も多いと思います。

確かに、金魚飼育に難しい知識は必要なく、高級金魚と呼ばれる種類でも基本的な育て方は何も変わらないのですが

やはり経験のない人が、無理をして高級金魚に手を出しても、ちょっとしたミスや、飼育方法の常識を知らないばかりに★にしてしまうことが多く

出来れば最初は飼育の簡単なものから始めた方が良いでしょう。

飼育の比較的容易なもの

和金系統、琉金系統、オランダ獅子頭系統
(珍しい種類を除く)

和金
和金

エサのやり過ぎ

金魚を病気や★にする1番の原因はエサのやり過ぎです。

といっても、エサをやり過ぎてメタポにしたり、食い過ぎで体調不良になるとかではなく

エサのやり過ぎによる水質の悪化が原因で、環境が悪化して病気になったり、★にしたりということがものすごく多くなっています。

水槽飼育の場合、水の量が限られており、また金魚は大量の糞をしたり、餌の量も多いですからすぐに水質が悪くなりがちです。

濾過器で何とかしようとする人もいますが、現状の濾過器でどう頑張っても、金魚の場合は水質の悪化を多少遅らせることが出来る程度です。

ですから、水槽の金魚にエサをやる場合はあくまで、
「水槽の能力」と「水替えの頻度」にあわせてえさやりをするという気持ちが必要です。

水槽の水の量と濾過器の能力で、何とか次の水替えまで環境が維持出来る量のエサしか与えないようにしましょう。

金魚が欲しがるからといって食べるだけ与えていると、次の日には体調不良(水質の悪化)で金魚がひっくり返っているということになります。

土佐金
土佐金

水槽に金魚以外の生き物を入れない

金魚だけだと見た目が寂しいからとか、他の生き物を入手したので一緒に飼育しようとかで

ドジョウやフナ、亀、エビ、熱帯魚

などと一緒に飼育しようとする人がいますが

・野生の生き物は病原菌を持っている可能性がある
(また、病気にも強いので、ウイルスを持っていても病気にならないこともある)

・金魚にとってストレスになる

・エサの取り合いになる

・お互いがエサになる場合もある。

・それぞれの最適な飼育環境が異なる

など、良いことはありませんのでやめておきましょう。


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金魚を病気にしない

金魚は病気になったら助からない?

水質の悪化で多少体調が悪くなった程度であれば、水替えや、塩浴などで簡単に回復しますが

本格的に病気になってしまった場合、金魚の場合、手遅れや、回復不能のことが多いです。

入手した時から病気だったとかいうのなら仕方ないのですが

水槽という隔離された環境で飼育しているのに病気になるというのは、やはり飼育環境や飼育方法に問題があるということで無理矢理回復させても(それもかなり可能性は低い)

また同じような、あるいは別の病気が発生してしまいがちです。

金魚が病気になるのはほとんどが

・水質が悪い状態が続いた(水替えが遅い、エサのやり過ぎなど)

・よそから病原菌を持ち込んだ
(別の所から入手した金魚を入れた、金魚以外の生き物を入れた、川などで採集した水草や流木などを入れたなど)

・水槽に多数の金魚を入れた
(水質の悪化やストレス)

・劣悪な環境での飼育
(日があたらない、騒音や振動がうるさい、温度変化の激しい場所など)

水泡眼
水泡眼

エサは金魚の様子を見ながら

朝など忙しい時にはついつい、いつもの計量スプーンで計ってドバッと放り込んでしまったりしがちですが

餌をやったものの、金魚の様子がおかしく全然食べなかったりする事もあります。
(大概は水替えの遅れや前日のエサのやり過ぎによる水質の悪化)

ですからエサをやる時には、金魚の様子を見ながら少しずつやるようにして、食いつきが悪いと思えば、エサをやるのをやめて原因を確認します。

エアポンプや上部フィルターが故障で止まっていたなんて事もよくあります。

多くは水質の悪化で身体の表面が赤くなっていたりします。

金魚の様子がおかしかったらまずは餌切り

金魚は多少体調が悪くてもエサがあれば本能的に食べてしまいます。

餌を食べると消化のために体力を奪われる他、糞や尿で水質を悪化させて病気も悪化させることになります。

金魚は小さな金魚でも1週間以上、大人の金魚なら1ヶ月くらいエサをやらなくても死ぬことはありません

金魚が病気になる原因の多くはエサのやり過ぎですから、とにかく体調不良だと思ったらまずはエサをやらない、餌切りが基本です。

また、状況によっては水替えをして餌切りをする場合もあります。

ジャンボオランダ獅子頭
ジャンボオランダ獅子頭

病気の予防や治療は塩浴で

あまりややこしい薬剤を使用するよりも、金魚の場合は塩浴でほとんどの場合間に合います。
(というよりは塩浴でダメなら多分回復の可能性は低い)

塩浴のやり方としては(ケースバイケースで絶対このやり方でという訳ではありません)

病魚を隔離して別の容器で行う

容器の水温を金魚のいる水槽と合わせる(水温の違いは1°C以下にする)

金魚のショックを和らげるために先に隔離容器に金魚を入れる

塩を少しずつ0.3~0.5%入れる
(0.5%の場合15Lの水なら75gの塩を入れて溶かす)

塩の量が多いので最初は驚くかもしれませんが大丈夫です
(ただし量を間違えている場合があるので、しばらく様子をみましょう)

金魚が暴れるようなら塩の入れすぎです。

塩は食塩を使う
(味塩など別のものが混ざっているものはNG)

塩分濃度が0.5%を越えると逆に金魚にダメージを与える場合があるので、ベテラン以外は0.5%を越えないようにします。

軽くエアレーションをかける
(強すぎると水流が出来て金魚が体力消耗してしまう)

塩浴中はエサをやらない
(エサをやると消化のために体力を消耗してしまうのと水質が悪化してしまう)

1~2日くらいおきに塩水を交換します。
(全量交換)

1、2週間様子を見て回復しないようであれば、回復の見込みは少ないでしょう

塩浴用の塩

金魚を長く家族の一員として飼うために

エサは少なめに

金魚を飼い始めるとどうしても早く大きくしたいとか、餌を食べるのを見ているのが楽しいとかで、エサをやり過ぎする事が多いです。

エサのやり過ぎは水質の悪化による病気の原因になりますし

メタポ体系の金魚は短命になります。

金魚がやせ細るほど少なくする必要はないですが、なるべくエサは少なめにしましょう

水替えは定期的に

水が綺麗だからとか、金魚は元気だからといって水替えの頻度を減らすと、失敗の元ですから、定期的に水質が悪化する前に水替えは行うようにしましょう。

毎日フィルターのチェックを

フィルターが目詰まりしていると水質の悪化が急速に進みますから、毎日チラッと見るだけでいいので、チェックしましょう

時にはコンセントが外れて止まっているという場合もあります。

らんちゅう
らんちゅう

あとから金魚の数を増やさない

60cm水槽で3匹程度だとずいぶん寂しいですが、3歳くらいになれば結構、身体も大きくなって迫力が出てきます。
(伸び伸びと育てればそれだけ大きくなります)

ついついあれこれ金魚の数を増やしたくなりますが、当人達にとってはストレスですし、確実に生活環境は悪化しますから良い事はありません

まとめ

金魚の飼い始めは基本的なことを知らなかったり、ついついあれもこれもということで余計なことをして金魚を病気にしたり★にしたりしてしまいがちです。

基本的なことを守っていれば、金魚の飼育は簡単ですし病気にする事もありません。

金魚にとって快適な生活環境を保ってあげれば10年以上家族の一員として一緒に暮らしていけるペットですから大切に育ててあげましょう。

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